ZOIDS2 かきこ一覧

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name: ＴＫＪ (330かきこ, +0.20甘)
date: 2005/01/22 02:26:10
さいてん : ７（それなりに遊べたな）

【レビューその１０４】「３ＤシューティングＲＰＧ！！」
ゲームを始めるとドラクエタイプのＲＰＧなのだが、戦闘に突入すると一転して３Ｄシューティングになる。
画面はしょぼいが当時としてはなかなかの迫力で、他のゲームには無い新鮮な面白さとオリジナリティがあった。

ストーリーは一言で言えば、共和国側の「ヘリック２世」と帝国側の「ゼネバス」の“兄弟ゲンカ”である。
偉大なる父「ヘリック１世」が築き上げた平和は乱れ、君は共和国側の１パイロットとして出撃する。

主人公には「階級」があり、イベントをクリアしたりすると階級が上がっていく。
「一等兵」の時に門番に話しかけても、「さっさと帰れ！」と言われたりするが、
「少佐」になってから話しかけると「○○少佐でしたか、お通りください」と言って通してくれたりする。
なんとなく偉くなった感じがして嬉しかった。
あと「偵察」というのがあり、例えばドラクエとかだと目の前に岩山などが立ちふさがると先が見えないのだが、
「ゾイド２」では飛行系ゾイドがあれば２画面先まで偵察することができる。
もちろん偵察中に敵に遭遇すればそのまま空中での３Ｄバトルになる。
地平線が見える画面での３Ｄバトル画面は当時としてはなかなかの迫力だ。

このゲームの欠点は謎解きが難しすぎるのと文字がすべてひらがな表示なこと。
「ですざうらー」や「ごじゅらす」ではいくら何でも辛いッス。
あとゾイドが３体までしか持てない上に、ゾイドを預かってくれる施設もないので終盤では手持ちになるゾイドは自ずと決まってしまうのも残念な点といえる。
最初にもらえるゾイド「アロザウラー」。
なかなかカワイくて思い入れの強かったゾイドだが、中盤以降では弱くて使えないので「ウルトラザウルス」などの強力なゾイドに乗り換えなければならないのだった（ＴＴ）。


≪総評≫
昔のゲームだけに今プレイするにはかなり無理があるゲームではあるが、
当時のゲームとしては全ての面において水準以上の完成度だったと思います。
それなりに面白いイベントも多く、ストーリーもしっかりしているので個人的には気に入っているゲームです。
ただ、今からプレイするとなると・・・・・。ゾイドファンでも辛いかなぁ・・・。

『ZOIDS2』にさいてんするの