|
レナスII かきこ一覧
[1]
オリジナリティ溢れる幻想的な世界観は健在。圧巻は何と言っても物語中盤の拠点となる「二グレンの長城」であろう。1つの町なのだが下手なダンジョンより遥かに大きく、町の中を探検するような感覚が新鮮だった。絵と音が世界観によくマッチしているのもこのシリーズの魅力だが、加えて画質も向上し、この時期の有名RPGと同等。またゲーム開始直後、地底世界アンデルのフィールド上の神秘的な音楽には思わず手を止めて息を呑んだ。戦闘システム自体はそれほど変わり映えはしないが、傭兵の装備を自由に変えられるようになったのは嬉しいし、十字キーだけを使った入力システムもますます洗練されているし、ゲームバランスから言っても前作よりは遊びやすくなっている。シナリオ面でもインパクトの大きいイベントはあるが、ひらすら「封印」集めをさせられるばかりの旅が続き、主人公が能動的に動ける場面は少ない。このため中盤以降の展開がやや単調になるのが難点。 [総合ランキング] [SFCランキング] [SFC-RPGランキング] 『レナスII』にさいてんするの |