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ラストスタンド かきこ一覧
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name: TKJ (330かきこ, +0.20甘)
date: 2006/05/05 13:17:55
さいてん : 7(それなりに遊べたな)
【レビューその240】「ラストスタンドにラストはない!」
ワンダースワンにおいて私が一番ハマり、プレイ時間が圧倒的に長いゲームがこれ。
私が世界で一番このゲームをプレイした時間が長いって言い切れるぐらいハマりました。
じゃあすごい面白いゲームなのか?
と言われてみると、実はそうでもなかったりする。(ぇ)
私が7点を付けたのは、このゲームが大好きだから。
本来なら5点か6点がいいとこでしょう。
はっきり言って、マイナス要素は多いです。でも、ハマっちゃったんですよね。
ゲーム内容はシミュレーションRPGで、世界観は剣と魔法とモンスターのファンタジー世界。
復活した魔王が大量の亜獣を繰り出し、世界中のほとんどの国を制圧してしまった。
ロワ国の王子アレクはこの状況を打破すべく立ち上がったが、彼には魔王の呪いか掛かっており、10歳の若さのまま年を取らない。
10歳の子供が戦えるわけがありません。
そこで、アレクは勇士を集めて軍を作り、魔王に取られた国にいる亜獣を倒すことによって、国をひとつずつ解放していく。
見た目は10歳とはいえ、何百年も生きているだけになかなかの統率力があるようです。
基本的な流れは『勇士の募集』→『育成』→『戦闘(国の解放)』となりますが、勇士は年を取ると引退してしまうので、それまでには次の勇士を育てておく必要がある。
我が軍のエースとして長年尽くしてくれた勇士が引退するのは寂しいものだが、その意志は次の世代の勇士に引き継がれるというのがこのゲームの醍醐味である。
一口に『勇士』といってもその職業は豊富で、剣士や騎士といった戦士系に、魔道士や司祭といった魔法使い系に、火薬師や猛獣士といった特殊系など、その職は様々である。
その中から自分の好みの編成をしていくのが結構楽しかったりする。
さらにこのゲームを面白くしているのは 『ランダム性』 と 『不透明性』 だろう。
雇った勇士のデータで確認できるのは、名前、期待値(雇うときだけ)、性別、職業、年齢だけで、攻撃力や魔法防御といった能力の数値は見ることができない。
実際に戦う勇士の姿を見て、自分で彼らの実力を掴むことが必要になる。
また、勇士の成長の軌跡は必ずしも一定ではない。
ドラクエなどとは違い、勇士がどのレベルまで伸びるのかが実は分からないのだ。
レベル50で成長が止まる勇士がいれば、レベル94まで成長する勇士もいる。
また、60歳まで戦ってくれる勇士もいれば、45歳でさっさと引退してしまう勇士もいる。
さらにレベルアップのスピードも、勇士によって個性差がある。
次世代のエースにするために育てた勇士が、実はレベル50で成長が止まって泣きが入ったり、レベルはそこそこだが60歳まで現役で頑張ってくれたおかげで、次の世代への切り替えが楽になったとか、プレイヤーによって様々な結果が出るようになっている。
こうした『ランダム性』が勇士たちに個性を持たせ、プレイヤーにとっても思い入れが強くなるのである。
私はこの部分に強い魅力を感じた。
こういった育成部分はなかなかいいのだが、肝心の戦闘部分がいまひとつピリッとしない。
戦闘はオートで行われ、プレイヤーは見てるだけ。指示さえもできない。
それはそれでいいのだが、気ままに動く勇士たちの動きがけっこう不自然で、ありえないようなやられ方をすることが多い。
この戦闘部分の不自然さについていけるかが、このゲームにハマるか投げるかの分岐点になると思います。
決して万人に受け入れられるゲームではないですが、ハマる人は本当にハマると思います。
シミュレーションゲームが好きな人は試してみてはどうでしょう?
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『ラストスタンド』にさいてんするの
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