ウルトラマン かきこ一覧

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name: 肉 (119かきこ, -0.48辛)
date: 2004/06/16 17:16:16
さいてん : ２（遊ぶだけ時間の無駄だね）

往年の名作・ウルトラマンを忠実に再現したのがウリの怪獣退治ゲーム。
プレイヤーはウルトラマン（ハヤタ）となって地球を侵略に来る敵の怪獣と戦うという
ゲーム化したウルトラマンで最も多いジャンルのゲームである。

とにかくウルトラマンの動きが原作に忠実で、今までの同ジャンルの作品と比べても
明らかに異質の出来栄えである。
殴る蹴る投げる乗りかかる…それぞれの攻撃に多数のバリエーションがあり
実際のウルトラマンの戦闘を見事に再現している。
しかも今作では時々ハヤタの状態で操作可能で、近くに味方がいない所まで移動しないと
変身できないステージなどもあったりとオリジナリティ溢れる作品になっている。

…とここまでは第３者としてゲーム画面を見ただけの感想。
プレイした事を含めた感想となるとどうしても厳しい結論になってしまう。
実際にプレイしてみると、攻撃速度が非常に遅くテンポが悪いので
爽快感を感じられずイライラさせられる事も少なくない。
キック１発から体勢立て直すまで何で４秒近くかかるんですか（汗
そして非常に綺麗な戦闘画面とは裏腹に、戦闘前後の展開などがお粗末になってしまっている。
本作のウリとして「実際のストーリーを忠実に再現」みたいなのがあったと思うが
実際には文章にして４行程度の曖昧なあらすじが取り込みの画像とともに流れるだけ、
戦闘終了後もウルトラマンが飛んでいくだけで味気ない。
戦闘に力を注ぎ込んだ反動がこんな所に現れるとは…

他の特徴として、怪獣も選べる２P対戦モードや
怪獣を使ってウルトラマンを倒すモードというのも存在する。
これもウルトラマンを題材とした作品の中では非常に珍しい(と思っている)が

投げれない・ガードの種類が１種類・攻撃に幅が全然ない

キャラの強弱は必殺技の性能で全てが決まります( ´_ゝ`)
それを知らない相手と対戦するときはひたすら待てばいいし、知ってる相手だと
おそらく勝負が決まらないと思われます(ぁ
まぁ、更に輪をかけて行動のすくないピグモン同士なら多少は楽しめるかもしれないが…

個人的にちょっと楽しかったのが隠しモード「岩投げ」。
レッドキングが岩を持って走るので投げる角度を調整して飛距離を競うゲームなのだが
きわめて単純なのに本編より楽しいと思ったのは自分だけだろうか(笑
ポーズでヘルプ画面を出しても

「投げろ！！」

∑(ﾟДﾟ)

ウルトラマンに対して深い愛を持っていない限り、
見た目で判断したら損する可能性が高い作品ではないだろうか。
どうしても買いたい場合は多数のレビューで判断すべきですよ、いやマジで。

『ウルトラマン』にさいてんするの