ロックマン8 メタルヒーローズ かきこ一覧

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name: ＴＫＪ (330かきこ, +0.20甘)
date: 2006/05/31 20:37:59
さいてん : ７（それなりに遊べたな）

【レビューその２７７】「ＲＯＣＫＭＡＮ　１０ｔｈ　ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ」
１～６までがファミコン。７がスーファミでリリース。
そして「ロックマン８」は１作目「ロックマン」発売からちょうど９年後にあたる９６年１２月１７日にプレイステーションでの発売となった。
この日からロックマンは１０年目ということでパッケージには１０周年記念のシールが貼ってあり、ファンとしては感慨深いものがあった。

プラットフォームがプレステになったことによりオープニングアニメが追加。
ちょっと頭身が増えた凛々しいロックマンが見れる。
ゲーム中やエンディングにもアニメが盛り込まれており、ファンは注目。

「ロックマン８」のレビューのために久々に本作をプレイして足掛け３日でクリアしたのだが、失敗して覚えてだんだんうまくなっていく面白さは残っていると思った。
印象としてはプレステになって仕掛けが増えた分１ステージが長くなり、ほとんどのステージで中ボスが登場する。
１ステージが長くても中ボスさえ倒せばゲームオーバーになっても、ステージ中盤からやり直せるのは有り難かった。
Ｅ缶（体力回復アイテム）が廃止されたのはいかがなものかと思ったが、あまり強いボスはいないのでゲームバランス的にはちょうどいいかもしれない。
ただ、初心者にはちょっと辛くなるかな。

プレステになってもロックマンはロックマンなわけで、２Ｄアクションとしての基本はそのままである。
今作では水中面でロックマンが泳いだり、ラッシュジェットに乗った横シューティングなどが盛り込まれている。
ワイリーナンバーズに大型ボス（フロストマン）が登場したのも「ロックマン８」が初めてだ。
他にもパズル要素を盛り込んだステージがあったり、持てるパワーアップアイテムが限られているなどの要素もある。
これらの要素が悪いとは言わないが、古くからのファンにはあまり受けていなかったようだ。
私にも「泳ぐロックマン」や「大きなワイリーナンバーズ」には正直違和感があった。
ただ、これらの教訓は後発の「ロックマン＆フォルテ」に活かされており、決して無駄な試みだったとは思わない。
それに２Ｄアクションゲームとしては、十分に水準を上回る完成度があります。

『ロックマン8 メタルヒーローズ』にさいてんするの