コナミアンティークス～MSXコレクション ウルトラパック～ かきこ一覧

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name: ＴＫＪ (330かきこ, +0.20甘)
date: 2005/10/05 09:13:57
さいてん : ８（かなり面白いなこのゲーム）

【レビューその２２２】「プレステ版よりはかなりオトク」
かつてＭＳＸでコナミから発売されたゲーム３０タイトルを収録したお得なソフト。
プレステでは１０タイトルずつ収録したのを３つに分けてそれぞれ￥４８００だったが、サターン版は１本に全てまとめられて￥３８００である。
プレステでは１ゲームあたり４８０円だが、サターンなら１２７円！！！！
このコストパフォーマンスに魅力を感じた私は、発売日にお店にダッシュしてました。
しかしこの時期のサターン市場はすでに縮小しており、生産本数は非常に少なかったようだ。（５０００本以下かもしれない）

ＭＳＸ版の「グラディウス」をプレイして「あ、このゲームやったことあるぞ！」と思わず唸る私。
小学生の頃、友人の家でパソコンの「グラディウス」をプレイさせてもらったことがあったが、ファミコン版とのあまりの違いに驚いたものだった。
それがサターンの「ウルトラパック」で思いもよらぬ再会である。
そうか。友人の家でプレイしたあの「グラディウス」はＭＳＸ版だったんだな・・・。

どうやらＭＳＸはゲーム機としては性能はファミコン以下のようで、「グラディウス」などの移植タイトルは内容的に無理があるものも多かった。
しかしＭＳＸオリジナルタイトルはなかなかの名作ぞろいでかなり楽しめました。
特に面白かったのは「ピポルス」「コナミのピンポン」「ぽんぽこパン」などで、ピンポンはとても白熱したし、「ピポルス」はサターンが擦り切れるぐらいプレイしまくりました。
私にとって、この「ピポルス」だけで元が取れたと思っています。
全てのタイトルを遊んだわけではないですが、もうお腹いっぱいですね。（＾▽＾）

注意してほしいのは、これはアーケードではなくあくまでもＭＳＸなので「ハズレゲーム」も多いことです。
特に移植物には注意が必要ですが、それを差し引いてもコストパフォーマンスは高いでしょう。
またグラディウスシリーズは「グラディウス」「ゴーファーの野望」「沙羅曼蛇」「グラディウス２」「パロディウス」と５タイトルも収録されており、同シリーズのファンは押さえておきたいところです。（完成度は保障しませんが）
「パロディウス」なんかはかなり無理がありますが、ＭＳＸではよく頑張っているようで好印象です。（難しすぎて全然進めませんが）
あのゲームオーバー画面の 「あんさんもうしんでまっせ」 の文字にはいい意味でヘコみました。（笑）

比較的高年齢のライトユーザーにはオススメできるタイトルです。
中古価格は高騰してますが、プレステ版を３本買うよりもこれ一本の方が快適にプレイできるのでサターン版を推奨します。

『コナミアンティークス～MSXコレクション ウルトラパック～』にさいてんするの