パンツァードラグーン かきこ一覧

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name: ＴＫＪ (330かきこ, +0.20甘)
date: 2007/10/19 06:58:23
さいてん : ７（それなりに遊べたな）

【レビューその３２７】「全体的にわかりにくい」
セガサターン初期の名作３Ｄシューティングゲーム・・・と聞いたのだが、個人的にはあまりハマれなかったゲーム。

ポリゴンを駆使した３Ｄシューティングゲームということで、視点を前だけでなく横や後ろに任意に向けることができ、それによって攻略や演出の幅が広がっているのは見事。
しかしそれによって敵が四方八方からやってくるためどれから狙っていいか分からず、パニくることも多い。
攻撃方法に誘導レーザーがあることである程度は解決しているが、敵の動きがあまりにもトリッキー過ぎるため、なかなかうまくロックオンできないのが辛いところ。

ザコを撃ち漏らしたが最期、容赦ない体当たり攻撃を喰らうため、ライフがどんどん減っていくのがかなり辛い。
他のゲームでは 「慣れれば何とか避けられる」 のだが、このパンツァードラグーンでは「わかっちゃいるが避けられない」という状況に陥りやすい。
要するに他のゲームに比べて「腕が上達しにくい」のである。

その辺を考慮してか自機（ドラゴン）の体力は多いのだが、それでも自分にはきつく感じた。
やっとのことでボスまでたどり着いても、そのときには自機はもうボロボロでとても戦えたものではなくあっさりとゲームオーバー。
コンテニューが残っていてもステージの最初に戻されるので急速にやる気が削がれます。
１ステージがかなり長いんだから、せめてボスに負けたときぐらいはボス戦でコンテニューさせてくれても良かったんじゃないかと思う。
ちなみにそのボス戦だが、ボスはやたらでかいのにダメージを与えられる箇所が異常に小さく、しかも３Ｄシューティングという性質上、その小さな弱点を攻撃するのはかなり難しいのでボス戦は無意味に時間がかかり、プレイしてて全く面白くない。

結局私は４面ボスで限界を感じたのだが、幸いにも裏技が充実していたので無敵コマンドを使うことで一応クリアはできましたｗ

それにしてもこのゲームで気になるのは、結局主人公が何のために誰と戦っているのかが最期までよくわからなかったことである。
いや、説明書のストーリーを読んでも、オープニングやビジュアルシーンのすべてを見てもまったく話が見えないのである。
そういう意味でもやる気が削がれたゲームであった・・・・・。

なんか悪口ばっかり書いてますが、実は私はＳＦＣの「スターフォックス」もクリアせずに投げており、それを考えれば単に私には３Ｄシューティングが向いてないだけだったということも考えられます。

『パンツァードラグーン』にさいてんするの