ラディア戦記 黎明篇 かきこ一覧

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name: ＴＫＪ (330かきこ, +0.20甘)
date: 2005/01/19 01:07:35
さいてん : ７（それなりに遊べたな）

【レビューその９５】「最高のドラマ！最高の演出！」
満を持して登場したテクモのファミコン大作ＲＰＧがこの「ラディア戦記」だ！
この「ラディア戦記」の特徴として挙げられるのは、
フィールド画面が固定切り替えタイプなのと、戦闘がアクションであるということ。
フィールドやダンジョンで敵が出現すると、その画面でそのまま戦闘になるのが面白かった。
それ以外のところはごく普通のＲＰＧになってます。

最大５人パーティによる戦闘はそこそこ面白いですが、味方があまり頼りにならないと感じることもしばしば。
特にボス戦では味方が邪魔でボスに近付けないことも多く、「おまえら全員どけ！」と叫びたくなることもあるでしょう。
うざいと言えばうざいのだが、ゲームバランスを考慮すれば妥協すべき点かもしれない。

しかし、その不満を補って余りあるのが壮大なストーリーとその演出である。
忍者龍剣伝やキャプ翼で培われたテクモお得意のビジュアルシーンはプレイヤーを　“ラディア戦記”　の世界へと引き込んでくれる。
ゲーム中のイベントや「そうだん」コマンドによるキャラ毎のセリフがとても多く、キャラそれぞれの性格がしっかりと表されてます。

そして忘れちゃいけないのがサウンドですね。この　“ラディア戦記”　には質の高い音楽が揃っており、
その場面ごとに合わせた音楽の切り替えが非常にうまい！
この音楽の演出はどのファミコンＲＰＧよりも優れていると言い切れます。
ラディア戦記の音楽は本当にいいです。　フィールド１、２、城、風そよぐ町フバート、神殿、ノヴァのテーマ、
ガディスのテーマ、援軍到着、ボス戦、愛のテーマ・・・・何もかも素晴らしい。（全部私が勝手に命名（＞＜））

≪総評≫
戦闘シーンにやや難はありましたが、演出面に優れた良いゲームでした。
続編をひたすら待ち望んだ作品だったが、残念ながらシリーズ化はされなかった。
是非現行機でもプレイしたいゲームなのだが・・・。
テクモさん。ＤＯＡばかりやってないでラディア戦記を出してくれ！（切実）

『ラディア戦記 黎明篇』にさいてんするの