アルマジロ かきこ一覧

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name: ＴＫＪ (330かきこ, +0.20甘)
date: 2005/02/10 02:41:21
さいてん : ５（遊べるけど人には勧められないかも）

【レビューその１３８】「難易度が高過ぎました」
マリオタイプの横スクロールアクションゲーム。
実は私がプレイしたのはつい最近で（２００４年に初プレイ）、
発売当時にはテレビコマーシャルなども流れていたらしく、
ＩＧＳにとっては自信作だったのかもしれないが、お世辞にもこれは名作とは言えない。（爆）

ゲームのアイデア自体はとても良い。
主人公はアルマジロのシェリーなのだが、丸まって体当たりをするアクションはかなり独特でそれなりに楽しい。
ソニックのパクリという人もいるようだが、「ソニック１」との発売日が１０日ぐらいしかズレてないことを考えると、偶然だったと思われる。
丸まって転がり体当たりはソニックと全く同じなのですが、悲しいかな。
ファミコンでは処理落ちが激しくて全然スピード感がありません。

アルマジロのシェリー君の多彩なアクションや丁寧なグラフィック。
妙に癒し感のある音楽など見どころは多いのですが、ゲームバランスがあまりにも悪過ぎました。
難易度が高いというよりも理不尽なんですよね。
主人公のシェリーは敵の攻撃１発で昇天なのに１ステージが異常に長く、しかも道中の復活ポイントが無いんです。
ソニックやロックマンとかでもしステージ道中に復活ポイントが無かったら、それだけでクソゲーに落ちてしまうと思います。
この「アルマジロ」が残念ながらそれなんです。
終盤のステージは鬼のような難易度なので、１ミスしたらやる気が大幅に削がれます。
しかもクリアするまでが長い長い。
バトルテックとかいう周辺機器でセーブが可能らしいのだが、パスワードにして欲しかった。
この辺が一流メーカーと二流メーカーとの分かれ道になるのだろう。

ファミコン後期の作品だけにアクションゲームとしてはとても良くできたゲームなのだが、たった一つの欠点で全てが台無しになってしまった惜しい作品。
それだけに頑張ってクリアしたときは感動が大きかったですが。（笑）
あの感動のエンディングを見た人は、この地上に何人いるのやら・・・

『アルマジロ』にさいてんするの